あの夏。

ふと思い出したこと、色んなことをつらつらと書く。

季節外れの雪

※感想や考え方等は個人差がありますので、読む際はご注意下さい。

 

SnowMan ASIA TOUR 2D2Dが2020年10月22日〜10月25日の4日間9公演という、タイトすぎるスケジュールで行われました。

 

自分的には何公演見るよりも、1つの公演に集中して見たかったので、最終日の最終公演を見ました。

 

想像を遥かに超えた、SnowManのパフォーマンス力、画面の向こう側のファンを楽しませようと全力で奮闘するSnowManのエンターテイメント力、そして彼らの目に少しずつ浮かび始める涙に、何度心が震わせられたか分からないほどでした。

 

誰もいない客席の上の方に懸命に手を振る9人を見た時、

『次こそは、ステージ上から最高の客席を見せてあげたい!』

と思いました。

 

デビューライブが思わぬ形での開催となり不利な状況とは思わず、寧ろプラスの方向に捉えている9人を見た時、この子たちは前しか向いていないんだな。と感じました。

こういった状況でプラスに考える事は困難な様な気もしますが、彼らが今まで味わってきた苦労と比べたら、へっちゃらなのかもしれないです。

 

2時間を超える、デビューコンサートを見て思った事は、ただのデビューコンサートではなく、

『これまでの感謝とこれからの決意を示した、新たな船出』

だったのではないかと思います。

 

9人の最後の挨拶で、一人一人の決意が統一していた事。見ている目標は一緒なんだなって思いました。

 

一つ一つパフォーマンスに対して、画面の向こう側にいるファンに対して、常に全力でぶつかって来る彼らの手を離すわけにはいかないと決心しました。

 

大所帯のグループって誰かが向いている目標が違っていたり、どこかすれ違いが生じてしまう印象がありがちですが、SnowManは全員が同じ高みを見ているっているのが凄くよくわかりました。

 

こうやって全員の考えや気持ちが統一するのは、一人一人の認識だったり、長い道のりを歩んできた結束力が生み出した賜物だと感じました。

 

正直言うと、『今まで沢山苦労してきたんだから、これ以上SnowManに辛い茨の道を歩かせたくない』という気持ちが心の何処かにありました。

 

でも、もう一度自分の気持ちを考えた時、ちょっと違う気がしました。彼らがどんな茨の道を進もうとも、彼らを支えてあげるのがファンとしての役目ではないのかと。

確かに、茨の道を塞いで舗装された道を進ませることも出来るかもしれないが、それをやってしまったら9人がグループとして、9人が個人個人として輝く未来が見れなくなってしまうのではないかと思いました。

 

彼らが口を揃えて『絶対大きなグループになる』と誓ったのだから、これから進んでいく道がどんな茨の道でも、彼らを信じてついて行こうと改めて決心した、そんなデビューコンサートでもありました。

 

もしかしたから、明日の彼らの進む先は街灯もない真っ暗な道かもしれないし、街灯の灯る明るい道かもしれない。

でも、SnowManが『僕たちはこの道に決めました』というのなら、私はついていきたいと思いました。

 

最初で最後のSnowManのデビューライブを見て、9人の思いを改めて感じ取ることが出来ました。

これから9人がどんな未来を描いていくのか、ファンの一人として、とても楽しみです。